独立系出版社がKDPで本を作るとはどういうことか。文学フリマに4回出てわかったこと

 
 
こんにちは。339PLANNING広報担当ライター・りこです。 自分で作ったものをリアルな場で手渡す経験は、オンラインとは届き方が違うと感じたことはありますか。 339PLANNING代表のこんちゃんが、文学フリマ東京42への出店を振り返りながら、独立系出版社という働き方について語りました。
 
 

今回のテーマ:文学フリマと独立系出版社という働き方

2025年5月4日に開催された「文学フリマ東京42」は、こんちゃんにとって4回目の出店でした。第1回(2024年12月)は緊張のあまり自著を逆さに持って写真を撮るほどだったと話しています。それが今回、1万人以上が来場する会場で「以前も出てましたよね」と声をかけてもらえるまでになりました。
ブースのサイズは90cm幅から180cm幅へ。取り扱いアイテムも書籍だけからコーヒー・ブックバンドへと広がり、今回初めてICタグ付きのしおりを購入者特典として配布しました。スマホでタッチすると書籍にひもづいた動画やコンテンツが見られる仕組みで、「本の一段向こう側を届けたい」という意図から生まれた企画です。こういった一つひとつが、チームで積み上げてきた結果だとこんちゃんは話しています。
 

続けることが、ブランドになっていく

「以前も出てましたよね」という言葉は、続けなければもらえなかった言葉です。こんちゃんはこれを「4回という回数続けられたからいただけた言葉」と表現しており、継続そのものが出版レーベルへの信頼として積み上がっていることが伝わります。
リアルで本を手渡すことは、オンライン販売とは届き方が違うとも話しています。数秒のやりとりの中で作り手の思いが伝わり、著者がいればその場でサインができる。今回は『お箸で食べるスパイスごはん』の著者・渡邊真澄さんもブースに来られ、サイン会が実現しました。版元として本を届けることの意味を、イベントに出るたびに実感するといいます。
 

独立系出版社とKDPという仕組み

339PLANNINGはAmazonのKDPというシステムを活用して出版を行っています。注文ごとに印刷・発送される仕組みのため在庫を持つ必要がなく、小規模でも本を作り続けられる体制が整っています。
出版業界の出身ではなかったこんちゃんが試行錯誤しながらこの仕組みに出会い、書籍制作支援という仕事にもつながっていきました。WebマーケティングとKDP出版、異なる接点を持ちながら「著者の魅力を伝える」という軸は変わらないとこんちゃんは話しており、2つの事業が互いを補い合っている構造があります。
 

まとめ

文学フリマへの出店は今回で4回目。ブースの規模もアイテムも、チーム体制も少しずつ育ってきました。ICタグ付きしおりのように「誰もやっていないからやってみたい」という姿勢が積み重なって、ブランドの個性になっています。
次回は2025年7月20日、東京以外では初となる文学フリマ札幌への出店が予定されています。独立系出版社という働き方やKDP出版に興味がある方は、このエピソードで詳しく話しています。
 
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