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「正解」を求めすぎていませんか?ヨシタケシンスケ『日々憶測』が教えてくれること
2026/3/3
22:24
2026/3/3
22:28
こんにちは!339PLANNING広報担当ライター・りこです。
今回は、こんちゃんのポッドキャスト『こんちゃんの本棚からひとつかみ』の最新エピソードで紹介された一冊をご紹介します。
取り上げた本は、ヨシタケシンスケさんの『日々憶測』。
『日々憶測』とはどんな本か
著者のヨシタケシンスケさんは、『りんごかもしれない』で絵本作家としてデビューし、日常の些細な出来事を哲学的かつユーモラスに切り取る作風で知られています。
本書は、日々の暮らしの中で感じた「もしかしたらこうかもしれない」という憶測を、イラスト付きのコラムとしてまとめたエッセイ集です。
辞書によれば、憶測とは「十分な根拠や裏付けがないまま、自分の想像や思い込みで結論を出すこと」。エビデンスが重視される今、そんな憶測を日々の習慣として堂々と肯定してしまう一冊です。
この本には特に章立てがなく、ヨシタケさんが各所で連載してきた90の憶測がただ並んでいます。
大人になると「憶測」できなくなる理由
子どもの頃、空を見上げて雲が何に見えるか考えたり、知らない人の暮らしを想像したりしていたことはありませんか。
大人になるにつれて、そういう「根拠のない想像」はいつの間にか影を潜めていきます。正解を求めるようになり、「こうでなければならない」というべき論が積み重なっていくから。
この本を読むと、そのべき論さえも少しばかばかしく思えてきます。「何々かもしれない」という憶測で暮らすことは決して悪いことではなく、むしろその中に日常の面白さがたくさん詰まっている。そのことを、クスッとしながら気づかせてくれるのがこの本の特徴です。
企画・クリエイティブの仕事こそ「憶測」を常備薬に
コンテンツ制作や企画の仕事をしていると、KPIや目標数字を意識する場面が多くなります。「受けなきゃ」「結果を出さなきゃ」という重さが、じわじわとアイデアを煮詰まらせていく。
そんなときに必要なのは、新しいノウハウよりも思考をニュートラルに戻す時間かもしれません。
パッと開いたところを読むだけでいい。移動中でも、寝る前でも、ちょっとした隙間時間にスマホではなくこの本を取り出す。それだけで、固まった思考がすこしほぐれていきます。
劇的に何かが変わるわけではありません。でも読むたびに、ニュートラルな場所に戻してくれる。まさに常備薬のような一冊です。
書籍情報
日々憶測 著者:ヨシタケシンスケ 出版社:角川書店 初版:2022年12月5日
この本についてこんちゃんが詳しく語っているエピソードは、ポッドキャスト『こんちゃんの本棚からひとつかみ』でお聴きいただけます。ぜひコーヒーを一杯淹れてから、気軽に再生してみてください。
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