出版社が教えるはじめてのKindleの読み方&活用法

こんにちは。339PLANNINGのこんちゃん(今野正輝)です。
現在ストアカではKindle出版レッスンを開講しています。
 
 
最近の出版レッスンの中で「昔、アプリだけ入れてみたんですが、そもそもKindleって読んだことないんです」というご質問をいただきました。
実はストアカでレッスンを始める前から多かったこの相談。改めてKindleの読み方、便利な機能についてご紹介していきます。

Kindleは電子書籍サービスの名前

まず「Kindle」についておさらいしましょう。KindleとはAmazonが提供する電子書籍サービスで、スマホやタブレット、専用端末で「電子書籍」を読むためのサービスの名前です。
電子書籍=Kindleというわけではないんですよね。
Kindleをはじめ、電子書籍サービスには「楽天Kobo」や「Apple Books」「honto」など様々な媒体があります。それぞれに読み放題プランがあったり、ポイントがたまったりとサービスごとに特色があるので、Kindleは使ってないけど、別の電子書籍サービスを使っている方も多いのではないでしょうか。

Kindleで読める本

その中でもKindleが人気な理由は、やはり「豊富なジャンル」と「シンプルな読書体験」が挙げられます。ジャンルは小説やビジネス書から、専門書やレシピ本まで幅広く、アプリをスマートフォンやタブレットに入れておけば、いつでも、どこでも本を読むことができるツールです。
現在、Kindleストアには数百万冊の本が登録されています。
Amazonはもともとアメリカの企業なので、洋書も豊富で、英語学習や海外の話題の本に挑戦するという際にも手軽に読み始めることができます。
また、「Kindle Unlimited」という月額払いの読み放題プランもあります。特に雑誌や過去の名著などをまとめて読んでみたいという方にはおすすめのサービスです。

Kindleのはじめ方

続いて、Kindleを初めて読むまでの流れをご紹介します。
1.スマートフォンやタブレットでKindleアプリをダウンロード
iPhone、iPadの方はこちら
 
Androidの方はこちら
 
2.Amazonアカウントでログイン
はじめてKindleアプリを開くと、ログイン画面が開くのでAmazonに登録しているアカウント情報を登録します。
注意点:iPhoneの場合、KindleアプリやAmazonアプリ内からKindle本を購入する事はできないので、ChromeなどのブラウザからKindle本を購入が必要です。
私のおすすめは「PCで本を購入して、スマホで読む」ことです。
このやり方なら、PCの大きな画面でじっくり本を探して、ワンクリックで購入でき、購入後は自動的にスマホのKindleアプリに反映されて、すぐに読むことができます。

Kindleのメリット・楽しみ方

Kindleの最大のメリットは過去に電子書籍で購入した本をすべて持ち歩けるという点です。Kindleアプリをインストールしておけば過去に買っておいた本を思いついたときにいつでも読むことができます。
さらに、より読書を便利に楽しむための機能も用意されています。
  • フォントや文字サイズが可能。
    一部のKindle本では画面の文字サイズやフォント、背景色まで自由に設定できます。
  • ブックマーク、ハイライト、メモ機能で「気になる箇所」を残す
    読み返したいページに印をつけるブックマーク。心に残った文章にマーカーで印を残すハイライト。ハイライトを残した箇所にコメントを残すメモ機能もあります。これらは一覧で表示することもできるので、一冊の本でどういう言葉が響いた、どんなときに読んだなどの記録を残しておくことが可能です。
  • 辞書機能が内蔵
    本の中でわからない単語や専門用語が出てきたときには、画面を長押しして文字を選択することで辞書検索することができます。この機能のおかげで、新たに学ぶジャンルの専門書や洋書にも挑戦しやすく、読書の流れを止めることなく理解を深めることができる、じっくり読み込めるという点もうれしいポイントです。
  • 複数デバイスで読書ができる
    KindleアプリはPCやタブレットにも対応しているので、1つのアカウントで複数のデバイスから読むことが可能です。読み進めたページも自動的にすべての端末で同期されるので、自宅ではタブレットでじっくり、外出先ではスマホで手軽に読み進められます。

Kindleのデメリット

ここまでKindleのメリットについてお伝えしてましたが、どこでも読書ができて便利なKindleにもデメリットや苦手なことがあります。
・端末の電池が切れると読めなくなる
・本をダウンロードするときはインターネット環境が必要
といったように、インターネット環境や、電源の問題があるという点は紙の書籍と比べてKindleのデメリットとなるポイントです。

Kindleは怖くないし、使ってみたら意外と便利

出版という仕事をはじめてから「Kindleあんまり読んだことないんだよね」という方、「紙と使い分けている」という方、「絶対、紙の本!」という方、などなどいろんな読書のスタイルを持つ方々と読書について話してきました。
Kindleも紙の書籍も読書のツールです。一番大事なことは読者のみなさまが手軽に読書することができる方法をみつけていただくこと何だなと出版社を経営して改めて感じるようになりました。
読書を楽しむためのひとつの入口として「電子書籍」が、読書の楽しみ方をどんどん広げてくれるツールになればいいなと思います
新刊の『カジュアルな深掘りーただ語る+』はKindleでも販売中です。文字も大きく、Kindleでも読みやすいレイアウトになっています。ぜひ、Kindleで読む最初の1冊に選んでいただけると幸いです。
 

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