ホームページって作った方が良いの?ー後編

こんにちは。339PLANNING広報のEmikoです。
この記事では、SNSやWEBを使った広報について、気になることやわからないことを、社長の今野正輝(通称こんちゃん)に読者目線であれこれ質問し、皆様にわかりやすくお伝えしていきます。
今回のテーマは、前編に引き続き、 『ホームページは作った方がいいの?』です。
 
 
 
後編では、ホームページを作るメリットや、実際にホームページを作る際に大事にしたいこと等を聞いてみました。

目次

  1. ホームページを作るメリット
  1. ホームページ作りの第一歩は、自分を深く掘り下げること
  1. 実際に作ってみた経験は、必ずプラスに働いてくる
  1. 最後に…

ホームページを作るメリット

Emiko:
ホームページの良いところについて、もう少し詳しく教えて下さい。
こんちゃん:
はい。大きく分けて4点あります。
まず1つ目は、ストックした情報を、わかりやすくまとめておけるという点です。
これは前回もお話していますが、会社やお店の情報を、お客さんの目線で、わかりやすくまとめて提示できるところですね。
SNSだと、情報があちこちに点在しているため、初めて見てくれたお客さんには、欲しい情報が「どこにあるのか?」わかりにくかったりするんですよ。
その点、ホームページは一覧性が高いので、初めてそのサイトを見るお客さんでも、欲しい情報を見つけやすいんです。
Emiko:
なるほど。
こんちゃん:
2つ目は、ホームページは、仕事の「お問い合わせ窓口」であり「24時間・365日開きっ放しの自動営業ツール」であるという点です。
普通は、お店や会社の営業時間内でないと、お客さんからの問い合わせに応えられないのですが、ホームページがあれば、いつでもどこでも、お店の情報をお客さんに見てもらえます。
Emiko:
確かに、夜遅い時間などリアル店舗が閉まっているような時間帯でも、ホームページがあれば、お店の情報をチェックできるので便利ですよね。あと、海外のお客さんにも自由に見てもらえるのも利点ですね。
こんちゃん:
そうですね。SNSだと国や地域によってあまり使われていないものがありますが、ホームページなら世界のどこからでも閲覧は可能です。
Emiko:
いつでもどこでも閲覧可能だからこそ、いろんな人に見ていただける…。見方を変えると、これは大きなチャンスですね!
こんちゃん:
チャンスつながりということで笑。
3つ目は、ホームページがあると、仕事の機会(チャンス)を逃しにくくなるという点です。
「機会損失」といいますが、仕事の機会を失う可能性が、ホームページを持たない所よりは減るんですよ。
もちろん、ホームページがあるからといって、仕事の機会がドンと増えるわけではないけど、それでも、仕事のチャンスを失う可能性は減ります。
実際、過去にうちのクライアントだった方の中に、新しく制作したホームページを公開した後、コツコツ更新していくことで信頼を生み、売り上げが10倍伸びた方がいらっしゃいました。
たとえアクセス数が少なくても、ホームページでお店の情報をコツコツ更新し続けたら、それが結果的には情報のストックとなり「お店の実績」として記録になっていきます。
サイトをきちんと作って運営し続けることで、仕事の機会を失う可能性が減り、代わりに機会を得たという良い例ですね。
Emiko:
10倍とはすごいですね!
SNSのようにスピード感や即効性はないかもしれないけど、コツコツ更新し続けていくことで、ジワリ効いてくるのがホームページ…なんですね。
こんちゃん:
4つ目は、ホームページ作りを通して「自分の仕事」や「自分のコンセプト」が明確になるという点です。
ホームページを作る際、いざ「各ページに何を書くか?」を考えていくうちに、それまで自分の頭の中でモヤモヤしていたものが、言葉に置き換えられて具体化し、そこから自分の目的や目標が明らかになっていきます。
この過程で、自分の仕事コンセプトが明確になり、自分の目的目標が自覚できるようになるんです。
実はこの4つ目が、ホームページを作る一番のメリットなんです。
Emiko:
なるほど。前編で「ホームページは早い段階で作った方が良い」と仰っていた理由は、これだったんですね!
確かに、自分の仕事や目的についてキチンと言語化しておくと、後々、自分の仕事に対して自信がジワジワわいてくる気がします。これは大事なことですわ!

ホームページ作りの第一歩は、自分を深く掘り下げること

Emiko:
「よし!今からホームページを作ろう!」と思い立った場合、まず何から始めると良いですか?
こんちゃん:
それならまず、パソコンを閉じて、紙に「誰に何を、何のために届けたいのか?」を書き出してみてください。
Emiko:
えっ!まずはそこからですか!
こんちゃん:
いやーそうなんですよね笑。めっちゃ面倒くさいなぁ…と自分でも思うんですが、これをするとしないとでは、伝わる度合いが全然違うんですよ!
最初に「自分を掘り下げる」ところから始めないと、お客さんの視点に立つことができません。
Emiko:
具体的には、どんな感じで進めていくといいですか?
こんちゃん:
まずは「会社や事業の名前」を書きます。そして、その仕事をする人(自分)はどういう人物なのか?を明らかにする。次に「自分の提供する商品やサービス」について書きます。
更に、
・今、自分は何ができるのか?
・この経歴でどんな経験をしてきたのか?
・その経歴とスキルを使ってできることは何か?
・今まで自分がやってきたことは何か?
・これからやってみたいことは何か?
という感じで、自分を掘り下げていきながら『ホームページを作る目的』を明確にしていきます
Emiko:
なんだか「自分の内面を整理する」ことにも通じますね。
でも、自分で自分を掘り下げていくのは難しくないですか?
こんちゃん:
そうですね。もちろん、自分で作ってみるのも良いことだと思いますよ。
だけど、もしも自分一人では掘り下げていくのが難しい場合や、何をどうしていいかわからない時は、プロに頼んでみるのも一つの方法だと思います。
マラソンの伴走のような感じで、掘り下げる作業を一緒にしてくれますから。
Emiko:
初めてで何もわからない人には、とても心強い存在ですね。
ちなみにプロに依頼すると、どんな感じで作っていくのですか?
こんちゃん:
まずは、クライアントの話をじっくり話を聞き、「自分を掘り下げる作業」を、クライアントと共同でしていきます。
そして、ヒアリングで聞いた話を元に、「どういうコンセプトでホームページを作っていくのか?」「どういうデザインにしていくのか?」を、クライアントと検討していきます。
この時、プロは、様々な情報を整理していき、パッと見わかりやすいサイトになるよう、導線を考慮しながら制作していきます。
しかし、この最初の「どんな目的でサイトを作るのか?」を決めるところが、実はすごく大事なんです。ここで「いいホームページになるか否か?」のほぼ9割9分が決まるんです。
Emiko:
確かに、これは非常に大事な部分ですね。一人で作るとなると、自分にこれがちゃんとできるか?心配ですわ笑。

実際に作ってみた経験は、必ずプラスに働いてくる

Emiko:
参考までに、339PLANNINGのホームページを作った時のことを教えてもらえますか?
こんちゃん:
はい。うちの会社のホームページは、実は自分で作らず、外部に委託して制作してもらいました。そしてこの時、最初に3時間ぐらいじっくりヒアリングをしてもらいました。
これがすごく良かったんですよ。
で、「何が良かったのか?」というと、自分が今までやってきたことが明確になった上に、自分の仕事について具体的に整理できたんです。
例えば、仕事の実績について、何となく頭ではわかっていたけど、日々忙しくてそれを数字で表すことをしてこなかったんです。
ところが、ヒアリングの際に、具体的な数字を提示していただき、今までの成果を目で見て確認することができました。
そこで初めて「こんなにやってきたんだなぁ…」と自分の実績を改めて知りました。また、自分の強みや弱みもいろいろ発見できました。
こうして自分のことを第三者に図式化してもらい、言語化してもらったことで、自分の仕事について整理できました。そのお陰で、お客さんに対して「自分の仕事」をわかりやすく説明できるようになったと思います。
Emiko:
結果的には、お客さんのためでもあり、また自分自身のためでもあったんですね。
こんちゃん:
はい。じっくり自分を掘り下げて作るので、ホームページは「自分の分身」みたいなものです。なんだか愛着がわきますよ。
弊社のホームページが出来上がった時は、正直感動しました。

最後に…

Emiko:
さて「ホームページを作りたいけど、どこに頼めばいいかわからない」という場合、どうしたらいいでしょうか?
こんちゃん:
もちろん、うち(339PLANNING)に依頼していただけたらありがたいですが…笑。
まずは周りの人に、自分の仕事について「どんな印象を持っているのか?」などを聞きつつ、ご自身でこれまでの事業について棚卸しをしてみるのがいいと思います。
それで、もしも行き詰まった時は、制作ではなく「相談」という形でもご依頼を承っていますので、ぜひお気軽にご相談ください!
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